再び専業主婦になり半年たって思うこと。 |
|
| 結婚して、子供が生まれ、専業主婦をしていましたが、この先の教育費や生活費のためにと一番下の子が小学校に上がってからパートで働きだしました。 自分の自由になるお金が入るのも、今まで閉ざされていた社会への接点が開けたというのも嬉しい事でした。 パート自体は一人で黙々とやる仕事で、同僚とおしゃべりすることもあまりなかったのですがどちらかというと一人が好きなのでそのパートは私に合っていました。 それで10年以上続けられたと思います。
それがある時から人間関係がこじれて不眠気味になり、毎日が苦痛になってきました。 最後は、やめた方が自分のためにも会社のためにもいいだろうと思って、ついにパートを辞めたのです。 主人のお給料と今までの蓄えで、生活にはまあ困らない状況だったことも良かったでしょう。 そして久しぶり、16年ぶりに専業主婦になったのでした。 「専業主婦」というと、昨今では「良いご身分」と嫌味的に揶揄されるようでパートを辞めたすぐは肩身が狭いような気持でした。
結婚後の専業主婦時代は「子育て」という大義名分があったので、大きな顔ができていたのですが気が小さいのでしょうね。しばらくはうちに籠っていました。 それでも、パートの悩みから解放されたからでしょうか、だんだん気分が晴れてきてやる気が出てきました。 パート時代も、読書やレンタル映画鑑賞など、家事とパートの合間にしていましたがどれも「何か楽しいことしなくちゃ」という強迫観念のようにやっていました。 そしていつもイライラしていました。
それがパートの悩みがなくなったからか、まずイライラが減ってきて、笑顔でいられる自分を自覚できるようになりました。 気が付くと、ちょっとしたことをすぐ忘れる、モノを落とすという、それまで「年のせいか」と思っていたことがどんどん無くなっていったのです。
そうして窓が開かれていくような気分になって「専業主婦を楽しむぞ!」という気持ちが出てきたのです。 自分の収入はなくなったので、なるべくお金を使わないことをしようと思いました。 読書は図書館で借りれば問題はありませんし、レンタル映画は旧作になるまで待てば良いでしょう。 そして新たに始めたことはパソコンのタイピングでした。 今はネットで無料のタイピング練習がたくさんあるので、飽きずに楽しくできました。 今では毎日、主人があきれるほどのめりこんでやっています。
そしてパートを辞めて半年たち思うのはパートしていた時は、余暇を、たとえ趣味をしていたとしてもだらだらやってた。 また、働いているからだらだらしててもいいと思っていたのです。 そして今、自分で一日中自分をコントロールしなければならないのであの頃より自分が能動的になっているな、と感じてとても嬉しく思っています。
| |
|
2月18日(木)08:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 育児 | 管理
|