わたしの冒険日記
 
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温泉、倭と古代ローマの浴場という接点

温泉や銭湯で人が大勢で裸になって、湯の溜まった場所に集うという習慣は、日本的なものと言われます
日本にはそうした施設が、市街地から山間部に至るまでそこらじゅうに作られています
その形態は、大自然の中で単純に石をかきわけて作られたものから、豪華に作られた室内空間まで様々です。
日本人の風呂好きは自他共に認められるのですが、これは日本に限った話ではありませんでした
例としては、古くは古代ローマ帝国の浴場に見られるように、ヨーロッパ地域でも見られる風習でした
日本と古代ローマの接点は、ほとんど無いように思われがちですが、お風呂という共通点は見逃すことはできません
古代ローマの浴場には、運動施設や食堂が設置されているなど、さながら現代の日本のスーパー銭湯にも似た表情を見せていました
浴場と運動場という取り合わせが、古代から考えられていたとは意外な感じがします

運動をして汗を流した後、風呂に入って汗を流し、食事なども楽しむという習慣は、日本人なら共感できるものがあります
そして日本の古代遺跡からは、古代ローマで製造されたガラス球が発見されているなど、古くから両地域は交易という形で僅かながら繋がっている様子を確認することができます

ガラス球は小さなものですが、遠く離れたローマという場所から陸路と船を利用して、運んできた人がいたのです
1人が運んだというよりは、幾つもの中継地点を経て、幾人もの人々が手渡ししてきた様子のほうが、想像しやすくもあります
古くから倭国の首都が置かれていた古都である京都や奈良は、地面を掘れば必ず遺跡が見つかると言われるほどの、遺跡だらけの地域です。
同様にイタリアのローマも、地面を掘れば遺跡が見つかる土地柄です。
そのせいもあって、京都や奈良、そしてローマでは、遺跡が見つかることによって、地中の工事が停止したり、工事することができないといった場所もあります
日本とイタリアは遠くはなれていても、浴場・温泉などに関係する物事をはじめとし、共通点がよく見られたのです。



9月23日(水)13:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | レジャー・旅行 | 管理

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